本日15日(金)からの『デューン 砂の惑星 PART2』公開を記念して、本作の重要な場面の一つである、<ポールが巨大なサンドワームに立ち向かうシーン>の一部が特別に公開された。
映像はティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、オースティン・バトラー、フローレンス・ピューら豪華メインキャストたちが、前作に引き続き描かれる壮大な『デューン』の物語や、メガホンを取ったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督をあらためて称賛する様子からスタート。「想像を遥かに超える」と出演者自ら大絶賛する本作から到着したのは、主人公ポール(ティモシー)が『デューン』のシンボルともいえる巨大砂虫・サンドワームと対峙するシーンだ。
宿敵ハルコンネン家と皇帝の親衛軍による猛攻を受け砂漠に逃れたポールは、砂漠の民チャニ(ゼンデイヤ)や彼らのリーダー・スティルガー(ハビエル・バルデム)のもとで戦士として訓練を詰んでいた。やがてポールは、砂漠の民として認められるための通過儀礼として、彼らにとって神聖な存在であるサンドワームを乗りこなすべく、真正面から対峙することに─!チャニやスティルガーら砂漠の民たちが見守るなか、意を決して砂丘を上っていくポール。規則的な振動音に反応するサンドワームの習性を利用し、装置をセットして出現を待ち構えるが、やってきたのはスティルガーたちも驚愕するほどの巨大な個体だった!
砂埃を上げものすごいスピードでサンドワームが接近する中、ポールは両手にフックを構え、走行を続ける巨体めがけて決死のダイブ!嵐のような砂埃を全身に受けながらフックをサンドワームの外皮に引っ掛け、振り落とされぬよう必死にもがき続けるポール。果たして彼は見事巨大サンドワームを乗りこなせるのか、そして砂漠の民の一員として認められることができるのか?迫りくるサンドワームの圧倒的な迫力や、ポールと共に巨体にしがみついているような気分を味わえる抜群の“ライド感”は、まさに映画館の大スクリーンで体感するのにうってつけなシーンとなっている。
■『デューン 砂の惑星PART2』 巨大サンドワームに挑む編
前作でも強烈なインパクトを残したサンドワームだが、最新作となる本作ではさらにスケールアップし、登場シーンも増加。すでに先行上映で本編を鑑賞したファンからも、「サンドワーム最高でした…迫力すごい!」「サンドワームが砂漠を滑走する爆風と神のスピードで座席のシートに体がめりこんでいく感覚を覚えた」「サンドワームの実在感・圧倒感がIMAXだと桁違いだった」など、大絶賛の声が相次いでいる。そんなサンドワームのシーンの撮影は、3か月以上かけて行われ本物の砂丘がある砂漠で実施された。ポール役のティモシーは、実際に高さのあるサンドワームのセットからぶら下がり、回転台を使って高速で移動するサンドワームにしがみつくシーンを熱演。「サンドワームに乗るシーンは、ポール砂漠の民たちに受け入れてもらうきっかけとなる、とても重要な瞬間です。完璧なシーンに仕上げなければならなかったので、とても複雑で撮影は困難を極めました」と過酷な撮影を振り返っている。重要シーンを完璧にするため、スタッフの熱意と技術、そしてティモシーの努力の甲斐あって、サンドワームを乗りこなす際の危険度が伝わるような臨場感溢れるシーンが完成した。
なお本作では、ポールのほかにもサンドワームに乗って移動するキャラクターたちが登場するが、サンドワームに乗る俳優は全員、「ドゥニ・ヴィルヌーヴのサンドワーム乗り教室」で指導を受けている。これは、子供の頃から原作小説を愛読し、サンドワームを乗りこなす姿がどう見えるべきか明確なビジョンを持っているヴィルヌーヴ監督だからこそ、実演できたレクチャーなのだという。製作を務めたタニヤ・ラポワンテは、「ヴィルヌーヴ監督は、砂漠の民道具であるフックを使って手綱のように操ります。その手は、離れすぎても近すぎてもいけない。監督は正確な位置を知っていて、本当にすごいと思いました」と、“サンドワーム乗りの名手”としての監督を絶賛している。監督、キャスト、スタッフが並々ならぬ思いで作り上げた渾身のサンドワームシーンは、今回の映像以外も多数登場する。
3月15日(金)全国公開